41.読書記録 反応しない練習
読書記録
反応しない練習
著者 草薙 龍瞬 さん
要点まとめ
•悩みはすべて心の反応から始まる
•人と会う時も仕事をしている時も外を歩いている時も、心はいつも反応している
•苦しみの原因は執着にある
•他人の小さなことが目について、不満を感じてしまう=もっと自分を認めて欲しいという承認欲求である
•妄想をリセットする基本は、今妄想していると客観的に言葉で確認すること
•判断することで気持ち良くなっている
•3つの執着に苦しむ ①求めるものを得たい ②手にしたものがいつまでも続くように ③苦痛となっているものを無くしたい
•叶わなかった願い=妄想=執着=現実に存在しない
•頭の中にしか存在しない妄想 妄想に過ぎない判断に執着して苦しんでいる
•真実や有益である事を基準にする
•見解の違いはどちらも自分が正しいと考えているから 自分の頭で考えたこと=正しいではない
•自信は考えなくて良い、今しておかなければいけないことがあるという考え方
•自信家も自信が無い人も自分に都合の良い妄想に囚われている
•①やってみる ②体験を積む ③ある程度の成果を出せるようになる ④周囲が認めてくれる
•反応しないことが最高の勝利
•脳が違う=考え方が異なる 相手も同じ考えのはず=妄想
•反応してしまう場面でも 大きく息を吸って吐いて覚悟を決めて、相手をただ理解する 心のもう半分を自分の内側の反応をみる
•相手のことを判断しない 過去は忘れる 相手を新しい人と考える 理解し合う事を目的とする 関わり合うゴールをみる
•最初の怒りは相手、その場を離れても怒りがあるようなら、過去を思い出して記憶に反応している=相手は関係ない
•自分も相手も昨日と同じ人では無い 心が変わっている 一日に七万個の想念を思い浮かべている
•妄想という脳のデタラメを真に受けない
•他人の目が気になる=妄想をやめる
•比較= ①バーチャルな妄想 ②自分の状況は変わらない ③完全位有利な立場にならないが実現不可能
•承認欲の満たし方 ①認められたい気持ちをモチベーションに、仕事生活を改善していく ②自分のモノごとに集中する ③自分で納得できる事を指針とする
•競争=妄想
•要注意リスト ①快楽に流される ②怒り ③やる気の出ない心 ④そわそわと落ち着かない心 ⑤疑い
•嫉妬=認めてもらえないという承認欲求の不満
•正しい生き方 ①反応せずに正しく理解する ②三毒などの悪い反応を浄化 ③人々•生命の幸せを願う事
所感
自分は反応し過ぎ、自分の中の基準で判断しすぎである
自分の考えに無駄に執着している事に気づく
妄想の中で自分自身で無駄に苦しんでいる事を知った
全ては妄想の中での怒りや悲しみである
自分や相手に勝手に期待して、勝手に苦しんでいる
自分も相手も昨日と今日とは違う人
無駄な執着をなくせば、もっと楽に人生を楽しむことが出来る
目を閉じ、体の動きを感じて、無駄な反応を無くしていく