aoikumana’s diary

自分の笑顔を周りの笑顔に

51.任せる勇気

 

完璧な自分でありたい。

何でも自分で出来るようになりたい。

 

そんな思いから、あれもこれもどれもそれも

全部自分でやってしまう。

 

人にお願いするのは申し訳ない。

人に任せる為には、まず教えなければならない。

それなら自分でやった方が早い。

裏側にはそんな想いもある。

 

中途半端に何でも出来てしまう事が裏目となり、

自分で全て解決出来ると考えている。

自分の能力を過信してしまっている。

しかし、

一人で全部を完璧にこなす事は不可能である。

全部自分で抱え込んで

全部中途半端になる事も少なくない。

パンクして全部出来なくなる可能性もある。

自分にとって何が大事か優先順位を決めて

優先度が低い内容は人に任せる。

空いた時間を、優先度が高い案件に充てて生産性を高める。

 

自分が中途半端にこなしていた案件は

もっと早く出来る人が周りにいるかもしれない。

 

自分にとって不得意な事を補ってもらい

相手の不得意を自分が補えれば

生産性は2倍となる。

 

何でも自分で背負い込んでしまう人は

思い切って人に任せる練習をする。

その方が自分にとっても周りにとってもプラスとなるはず。

 

自分一人で出来ることは限界がある。

周りの人を信用し、助けてもらう事で

自分の領域が広がる。

 

人間一人では生きていけない。

産まれてからたくさんの人に助けてもらってきた。

いつから一人で何でも出来ると思うようになったのだろう。

 

人という字は人と人とが支え合って出来ている。

 

自分が助けてもらう事もあれば、

自分が誰かを助ける事もある。

 

人に任せる事は無責任ではない。

お互い助け合っていこうという意思表示である。

 

助け合いの関係を広げていき

笑顔の輪を大きくしていく。