11.現実を過ごす
スマホが定着してから
画面を見ている時間で支配されている。
目の前で行われている事には興味を持たず
画面の中での出来事に興味を持つ。
スマホを見ないように意識しても
気が付いたら見ている。
画面を見る事が習慣化してしまっている。
目の前の出来事は見ている様で見ていない。
画面の中の自分にとってどうでも良い内容でも
現実を差し置いて一生懸命見ている。
ふと時間を奪われている感覚に襲われる。
この画面を見る為に生きているのかと虚しくなる。
この小さな画面の中の世界は広い。
いつまでも見ていられる情報を提供してくれる。
自分で意識して現実を見なければ
いつまでも仮想の時間を過ごす事になる。
平凡な1日かもしれない。
それでもその平凡が自分に与えられている大切な時間である。
良い事も悪い事も全て自分に与えられている現実である。
しっかりと受け止めて生きていこう。
画面の中の笑顔ではなく
もっと目の前の人の笑顔に意識を傾けよう。
大切な人との時間を過ごそう。
スマホで生活はすっかり便利となった。
うまく付き合って生活していこう。