aoikumana’s diary

自分の笑顔を周りの笑顔に

43.読書記録 サイコロジーオブマネー 2/3

 

要点まとめ 2/3

1/3は下記より

 

aoikumana.hatenablog.com

 

•私たちは「人は変わる」という現実を受け入れ、できるだけ柔軟に変化に対応していくべきなのだ

•「自分でやってみるまでは、どんな仕事も簡単に見えるものだ」 競技場で闘っている者が直面している試練は、観客席にいる者からは見えにくい

•人は、利益よりも損失を大きなものと見なす。それは、生物が進化の過程で得た思考法である

•物事がうまくいっているときには慎重に、うまくいかないときには寛容に

 なぜなら、何事も見かけほど良くも悪くもないからだ。世界は巨大で複雑だ。運もリスクも現実に存在し、その影響を見極めるのも難しい。 だから、自分や他人を評価するときは、「何事も、見かけほど良くも悪くもない」と肝に銘じよう。運とリスクの存在を認めれば、自分がコントロールできることだけに集中しやすくなる。適切なロールモデルを見つけるチャンスも増えるだろう。

 

•エゴを減らせば、豊かになれる

貯金とは、「収入からエゴを差し引いたもの」である。富は、目に見えない。つまり富とは、将来、より多くのものや選択肢を手に入れるために、今買うものを抑えることで生まれるものなのだ。どれだけ稼いでも、そのお金を今日、今この瞬間を楽しむことばかりに使ってしまえば、富は築けない。

•「夜、安心して眠れること」を優先してお金の管理をすべし

これは、巨額のリターンを目指すべきだとか、収入の一定割合を貯蓄すべきだとかいう話ではない。巨額のリターンを得なければ眠れない人もいれば、安全重視の投資をしなければ安眠できない人もいる。 つまり、お金に関する考え方は人それぞれだ。重要なのは、「この方法で投資をすれば、私は安心して眠れるだろうか?」と自問することだ。それは、お金についてのあらゆる判断における最高の指針になる

•投資で結果を出すための最大の秘訣は、時間軸を長くすること

時間は、投資における最大の武器である。時間は小さな積み重ねを大きく膨らませ、大きな失敗を風化させる。運やリスクをなくすことはできないが、時間をかければかけるほど望む結果が得やすくなるのは確かである。

•うまくいかないことがあっても問題ないと考える。半分は間違っていても、資産は増やせる

なぜなら、結果の大部分をもたらすのはごく少数の投資だからだ。投資対象を問わず、うまくいかないことが多くてもかまわないと考えるべきだ。それが世の中なのだ。 個々の投資ではなく、常にポートフォリオ全体を見て成果を測ること。うまくいかない投資がたくさんあり、かなりうまくいっている投資がごくわずかだけあるという構成になっていてもかまわない。通常は、それが最良のシナリオになるからだ。 個々の投資の結果に一喜一憂していると、うまくいっている投資は実際よりも素晴らしく見え、うまくいっていない投資は必要以上に惜しいと思えるものだ。

•自分の時間をコントロールするためにお金を貯め、使う

 自分の時間をコントロールできないことほど、幸せを強力に妨げるものはない。ファイナンスの世界がもたらす最高の配当は、好きなことを、好きなときに、好きな人と、好きなだけできることだ

•他人に富を見せびらかさず、誠実に人と接しよう

どんな高級品を持っていても、あなたが思うほど他人を感動させたりはしない。高級な車や腕時計が欲しいと思っている人が本当に望んでいるのは、尊敬と称賛ではないだろうか。だが、もしそれらが欲しいのであれば、馬力の大きなスポーツカーや派手なメッキの腕時計よりも、優しさや謙虚さのほうが効果的である

•成功のために必要な代償を見極め、それを支払う準備をする

 価値あるものはタダでは得られない。お金を増やすうえで生じる代償、すなわち不確実性や疑念、後悔などには、目に見える値札がついていない。これらは支払う価値があるが、罰金(避けるべきペナルティ)ではなく、手数料(支払う価値のある代償で、代わりに素晴らしいものが得られるもの)と見なさなければならない。

•「誤りの余地」を何よりも大切にする 将来、自分の望み通りになるとは限らない

 何が起こるかわからないと想定しておくことで、予想外の出来事に耐えやすくなる。この耐久力があるからこそ、時間をかけて資産を運用でき、魔法のような複利の効果を享受できるようになる。 誤りの余地をつくっておくことは、臆病なタイプの人が取りがちな安全策のように見える。だがこれは、ゲームに長く参加し続けるための重要な手段だ。ゲームに長く参加し続けられるからこそ、そうしない場合に比べて何倍ものリターンが得られるのである。